プロジェクト憲章、原則・原理を入れ、見える化する。

Design Safety System

物事を見るのは机の上だけでなく、3現主義で見ましょうって、言ってますが、さらに2原、(2”げん”)が必要。

一冊の本の続き、ビジネス・ゲームを変える方法

ルールを変えてゲームを変える。ゲームにはパーツが5つある。1プレイヤー、2付加価値、3ルールs、4戦術、5範囲 そしてゲームを変えるためには少なくとも一つの要素を変えなければならない。そうすればひとつが変わることでゲームはまったくあたらしいものとなる。

 

 

「ビジネスは『パイ』を作り出すときには協力し、その『パイ』を分けるときには競争するものなのだ。換言すれば、ビジネスは『戦争と平和』である。しかし、それはトルストイ-際限のない戦争と平和の繰り返し-ではない。戦争と平和が同時に起こるのである。ネットワーク·ソフトウエアの会社であるノベルを設立したレイ·ノーダの言葉にあるように、『競争すると同時に協力しなければならない』のである。競争(コンペティション)と協調(コーペレーション)が合わさると、それぞれの言葉がそれだけで意味していたものよりも、ずつとダイナミックな関係を作り出していく。」

プロジェクト憲章に原則・原理を

見えるかな、何とも言えない

見えるかな、何とも言えないな、ううーーん

 

Project Charter Template:

 

NYU project charter template  ニューヨーク大学のテンプレートです。
さらに細部は、次の、

アメリカCDCのサイトにプロジェクト憲章作成に役立つ資料があります、ご参考に。

 

では進めます、

三現主義があります、机上の空論ではなく、実際に“現場”で、“現物”を観察し、“現実(現象)”を認識し、問題解決を図るという考え方のことが三現主義。 “現場”“現物”“現実(現象)”の3つの“現”を重視し、現場に出かけ、そこで現物を観察して、現実(現象)を認識し、問題の解決すべきという考え方です。

3現だけで十分でしょうか?
二つのゲン、原理と原則です。原理(principle)は 基本法則、”てこの原理”、”アルキメデスの原理”。原則は(fundamental rule )決まりです、共通の決まりごとです。これからは3現プラス2原の『5げん』を使うことが必要だと思います。

現実に起きていることを調査する。調べ出すと、過去の出来事、さらにより過去の出来事、さらにさらに過去の出来事と過去に身を置く。その過去にはものだけでなく、人が含まれる。過去に行き過ぎて、将来に、眼を向けることに時間がかかってしまう、時には将来を見ることができない状況ともなる。さて、現象の理解に原理・原則を使っていますか?

とはいうものも現場は見える、現物は見える、現象は見える、でも 原則は見えない、原理は見えない。公園で、シーソーをみた、何の原理がシーソーにあるかな、機械加工ラインで旋盤をみた、この装置の原理は何なのか、シーソーの原理はわかった、でも原則は?、旋盤を操作する時の原則?何と考えることありますか。

経理のRPA「Robotic Process Automation」について、パソコンの事務作業を自動化したソフトウェアにエラーが起きた、RPAは人のマウス操作やキーボード入力などの操作手順から生まれた、そしてプログラミングされています。エラーの結果、事務的業務の手順書を引っ張り出して業務に支障が出ないように、でも人の手打ちでは効率から、はなれること。事務生産性が下がり業務を進めることとなる。このようなことは日常多く起きています。改善改善改革改革と動きます。多くの改革にチャレンジしていると思いますが、キックオフしたキックオフをするプロジェクトに、改革のPrinciple(原理)や Fundamental Rule(原則)を決め取り込んでいますか。

*Principle(原理は数学原理、自然科学原理、哲学原理) & Fundamental Rule(原則は人が決める、複数の人間により決める、決められるルールや規則)

原則 (事例)

1. 専門化の原則
各部門は分業し特定の業務に専門的に特化し、知識・能力の集中し、効率的に業務を遂行し、ノウハウを蓄積する。そしてプロジェクトを遂行する。
2. 権限責任一致の原則
チーム構成員に与えらえる権限は担当に見合った権限である必要があり、その権限に見合った責任を負う必要がある。
3. 統制範囲の原則
「ビジネスコントロールスパン」、一人のプロジェクトマネージャーが直接管理できる部下の人数、プロジェクト範囲に限界があります。それを考えた階層管理体制を考える必要があります。
4. 命令統一性の原則
プロジェクト組織内の上下、横の関連部門の関係では、常に特定の一人から指示・命令となる命令系統を構築し、プロジェクト組織の秩序を維持する必要があります。
5. 権限委譲の原則
トップマネジメント(経営幹部)は反復的な業務は部下に権限委譲し、緊急事態への業務対応、及びそれらに関するプロジェクトに専念すべきです。経営幹部はProject Charter (プロジェクト憲章)の中のExecutive Sponsor記入欄、Department Sponsor記入欄に記入しresourcesの支援役割を果たします。

プロジェクトまたは組織の運営には、この5原則が欠損していないかチェックが必要です。なにかひとつを変え、ゲームをまったくあたらしいものとすることも必要です。維持より改革へ。

 

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見えるかな、何とも言えない