Steps of Field Risk Management could design Safety System.
page1フィールドリスクマネジメント
きょうは、フィールドリスクマネジメントの進め方について説明をします。
page2 Life cycle for risk assessment
説明の順番です。リスク管理ライフサイクルについて、次にリスク管理リスクのタイプ、リスクカテゴリー、カテゴリーの特定、リスク管理の手順、手順の中には管理計画、リスクの識別特定、リスクアセスメント、リスクモニター,そしてリスクの追跡、実践のための方法について進めます。
page3
図をご覧ください。まず番号①から⑥までの番号をつけています。①は対話型パトロール対話型コーチングについて②は現場におけるリスクアセスメントステップ、③にはリスクアセスメントで発見したリスクの程度を下げるためにどんな対策を打っていくのがいいか、高いリスクから低いリスク階層について説明します。④はそこから得られるリスク対策です。そして⑤、⑥はリスク対策を実施しているか現場でモニターする。このでは、現物だけでなく作成した帳票がフオローできているかにモニターします。①から順番に進める。これがライフサイクルです。
page4 リスクの識別からその内容を評価査定し、そしてリスク対策の優先順位
この図はリスクの識別からその内容を評価査定し、そしてリスク対策の優先順位をどんなふうに決めるかについての考え方です。まずリスクを特定したら、考えなければいけないことはリスクを最小にすること、そしてそのリスクは不幸な予期しない出来事、または予期できない出来事にならないかを推定する。出来事は事故です、ケガです、そしてその事故、災害のインパクトはどんなもんだろうと考えます。最小化にする対策はリスクの優先順位付けをします。実際には実習し体得する必要があります。一方リスク評価中に、“うんいいことだ、これは良好だ、事例として社内に報告したい” 、やってるねという内容が見つかります。チャンスとしてさらにその効果を最大化することも必要です
page5 リスクマネジメントの実践方法
さてここからはリスクマネジメントの実践方法について説明をします、最初にゼロ災のためのリスクアセスメントツールとチェックリスト ・コーチング、対話型パトロールを使い、不安全行動、状態を見つけ、コーチングしてストップさせ、ドミノ現象を防ぎ、ケガ を防ぐ ・見るべき危険源、リスクアセスメント要素 ・対話型パトロールとコーチングの実践 ・自己内省、改善の問いかけ ・知識はE-LEARNINGとオンライン トレーニングで学習し, 実践は現場でします。 現場を重視して現場を常に見に行く、そしてそのなかから新しい危険源を都度発見し進めていく方法です。
page6 ゼロ災害のためのリスクアセスメントツールとチェックリスト
この図はゼロ災害のためのリスクアセスメントツールとチェックリストについです、左側の図はISO45001の箇条4から箇条10までの要点を書きました。右側の図は現場における計画、実践事項です。このような実践をするために網羅的にリスクを抽出するためのチェックリストとして以前私のサイトの中で紹介しているリスクアセスメントツールおよびプロセスハザードアセスメントツールがあります。
ツールは、今回は省略します。リンクしているサイトをご覧になってください。
page7 ドミノ現象による崩壊を防ぐ
1から4までを実施します。重要なのは災害にならないように一つ一つの不具合カードに手を打ち、対策し、防護壁がドミノ現象のように崩れないように、安全のセーフティーのカード、防護で防ぐことです。この結果ケガのない安全な職場をきづき上げる事ができます。
①組織の現場の状況を理解する
②内部・外部の課題を特定する
③働く人、その他の利害関係者のニーズや期待の理解をする
④安全衛生マネジメントシステムに反映、管理策を実施する
page 8 コーチング対話型のパトロール手法
現場に出かけチームと、コーチング対話型のパトロール手法を使って、不安全行動、状態をストップさせケガを防ぐことが非常に大事です。手順・標準などの紙に書いたものだけを実施することを指示するだけでは、コミュニケーションのない歪んだ職場になっていきます。話をしに現場に行けばきっといいコミュニケーションができるようになっていきます。そして安全で健康的な職場環境とオープンな職場の雰囲気を作り出すことにより、間違いなく全ての業務目標も達成できることにつながります。
page9 見るべき探すべき危険源
ここで紹介している内容は現場で見落としがないように見るべき探すべき危険源をどんなふうに見ていけばいいのかを説明します。
1.設備の危険源:機械的な、電気的な、熱的な、騒 音的な、振動による、放射による、材料・物質による、機械設計時における人間工学原則の無視による、滑り・躓き・墜落による、危険源の組み合わせ、機械が使用される環境に関連する危険源
2.作業の種別と作業の流れ(時間):定常作業(準備作業、本作業、付帯作業、後作業、付帯作業、等)非定常作業【異常処置作業】 低・高頻度作業、など
3.時間軸の網羅(ライフサイクル):
機械設備の設計・据え付けから廃棄にいたる作業工程の初めから終わりまでの危険源を限定する.
1,2,3をもなく見ることができればパーフェクトと言っていいと思います、最初はこんなにやることの多い現場観察なんてしたくないなと思うでしょうが。
page10 現場で実施する対話型・コーチングパトロールの説明します
さて現場で実施する対話型・コーチングパトロールの説明します。あまり考えないで1から6を毎日毎日実行していけばこの習慣と技術は身に付きます。
1.働いている人を観察します、対話することを決める、安全に作業を中断してもらう
2.行っていた作業の中で安全だったところについて誉めましょう。(いい評価をコメントする)
3.対話する
a.不安全行動の結果について
b.より安全な作業方法について
4.これから安全に作業することを約束してもらう
5.その他の安全上の問題を話し合う
6.作業者にお礼を言う
以上です、でも中には話べたの人がいますそのときはなんで、私の質問に答えることができないんだろうと思わずに“しばらく時間をおいて考えておいてくださいね、また明日午後にきます” といっておくことです
page 11 自分自身を改善しなきゃいけないこと、それが何なのか自分に問いかけ
今、説明してきた対話コーチングをするために、必要なこと。それは皆さんが自分自身を改善しなきゃいけないこと、それが何なのか自分に問いかけ確認することです。
確認項目を説明します,
私の組織は成功に向け最適化設計されているか? 私の目標はチームの目標と離れていないか? 私は適切に技術を使いこなしているか? この確認内容は現在の基準(ベンチマーク)として、こ自分の今、足りないところと、改善する方法と目標を書いておき、時々自己評価を進めてください。なぜ人と組織は変われないのかの改善方法などについて多くの書物が発行されています、結論はひとりひとりが自己評価をし反省し、ないせいし、実行することです。それが答えです。それしかありません、それができる人は書物も読む必要もないと思います。こういう私も仕事がら多くの本に目を通していますが。皆さんはいかがですか?
page12 チームに自分で学んだ知識の共有
そして皆さんなりにチームに自分で学んだ知識を教えてあげたいな、伝えたいな、みんなと一緒に話したいな、と思ったらeラーニングまたはオンライントレーニングまたはフェイストゥーフェイスで現場実践してください。でも現場で実践する前にはこの図にある自己学習を欠かすことが出来ません。この自己学習には、みなさんの書いた、またはチームで作ったトレーニング教材が一番適していると思います。
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以上で基礎的なことはお話をしました。ここから先は皆さんの職場の実際の例を使いながら進めることが適していると思います。でもどんなストーリーが流れているかについて図をお見せしたいと思います。といってもタイトルだけです。
page 14 リスクのタイプの例
ここはリスクのタイプの例です。イネーブラーを補足します:後方支援をする立場 「何かの実現を可能にする人や手段、要素」のことです
page15 リスクのタイプの例
ここはリスクのタイプの例その2です
page16 リスクを改善の時系列
これはリスクカテゴリーのプロダクトデザインではどのようにリスクを分けるかの例です。例えば左から製造品質を作るためのデザインはどうするのか、それは設備装置に関する設計仕様、それから生産システムソフトウェアは、設備装置を動かすための機器装置の自動化に関するソフトウェアプログラムがどのように設計され、実装されているか、設備装置と同じような設計仕様です、それから製造においては会議の方法、会議に使うツール、標準書・手順書などです。次に物流面では物流における環境、物流の設備装置機器の使用、それからユーザーサービスや消費者へのサービス、さらに多くのプロジェクトが会社の中に発生していると思います。そこで必要なことは、原価プロジェクトの管理規程、規定集、さらにその中にリスクが潜んでいないかを明確にして、その内容を改善することを規定化して行くことです。品質は特に言うまでもありません。システム情報の秘密を守るシステムのレベルはどうか、品質データはきちっと改ざんされないで、しないで保管されていることは必須です。
page17リスクを改善の時系列
ここもリスクカテゴリです、前の図の横から縦に流れるようなものを左のプロダクトデザインから一番右の品質まで横の流れで書き換えたものです。あなたのテキストの欄に何か気づきがあれば記入ください。
page18 リスクアセスメントの実施について順番
さてリスクアセスメントの実施について順番に説明します、次の下の図に移ります
page19 リスクアセスメントの流れ
ここはリスクアセスメントの流れを書いています、左からプロセスにおける活動を遂行するために必要なシーケンスのステップを書いてみる。次にそのステップまたはステージ毎の潜在的な危険やリスクをチームで話しながら書いていきます、そしてリスクのレーティングをする。ここは例として四段階のまれに発生、ありそうもない、ありそう、ほとんど確実、だのようにレーティングをします。そして対策としてそのリスクをどのように下げるのかを表示します、つぎに、リスクを低減する処置・措置を説明する対策書を作らなければなりません。そしてもう一度リスク・レーティングをします、先ほど左のリスク・レーティングで高かったものをリスク対策をすると、どのレベルにさがっているのかということを評価し記録します。そしてリスクコントロールを実行する責任者の名前をみんなで決めます。最後にタイムフレームの対策実施のスケジューリングを作成します。このスケジューリングがあることによって進捗状況のフォローアップができます、そうすることによってcheck actionができ継続的、持続的にリスクアセスメントでリストアップされた、内容を間違いなく封じ込めておくことができます。
ここのあなたのテキストの欄に何か気づきがあれば記入ください。
page 20 リスク対策をたてる
さて、リスク対策をたてるときの考え方、どんなふうにするかを図で説明します。一番、リスク対策の有効性があり効果の大きいものは、図の一番上に特定した危険を除去することです。” ハザードそのまま”、にはしないっていうことです、次にその根本的に危険を除去出来ない、そんなときは危険を低い材料原料、プロセス設備や工程に切り替えます。そしてその次に設備的に工学的なコントロールをどうするかということを考えます。工学的コントロールというのは危険源が低い、または危険度の低い設備に切りかえる。もしくはここに書いたように危険源に手が触れない、体が入らないように防護柵を設置しておく。でも、ここは赤字で書いたように毒蛇がいるとしましょう、毒蛇はそのままで柵を設置するだけ!!??。ここで黒い私のつぶやきを見てください、毒蛇をそのままにすることでいいのかな?ということです。工学的対策を実施した後は、作業構成の見直し、教育訓練に関する、ハードウェアじゃなくてソフトの実施です。すなわち管理ソフト対策を打ちます。そして最後は管理対策の保護具着装、着用です。けれども、よくあるのが事故やケガが起きてしまうと、手を打つのはこの一番下の保護具だけで逃げてしまう、こんなことがまだ時には見られます。やはり大事なのは危険を除去することです。
page21 逆三角形で説明したピラミッドを横軸にして、左から時系列的に整理
この図は先ほどの逆三角形で説明したピラミッドを横軸にして、左から時系列的に整理したものです。危険の種類に書いてあるものは一例です。皆さんが現場を見に行って危険源の種類を書くときにはこの縦軸にいろんなものを記載します、そして一番上のように危険な金属が入ってる、使ってる、の項目があり、除去をしたならばチェックマークを付ける。
page 22 マネジメントプロセスのsystem(仕組み)を見る
ここは、マネジメントプロセスsystemを書いて、部分最適ではなく、全体が最適になるように、リスクコントロールをするために、システム全体を目で見えるように、インプット、トランスフォーメーションシステム、そしてアウトプットの製品、アウトプット、の全体図を書き、仕組みを回すために、inputは、 dataは、 actionを書き上げる事例を紹介しています。
page23 スケジューリング。参考です、
page 24 ビジネスの視点から見るべき要約
ここは、危険の特定に、ビジネスの視点からどんなことを見ておくかの要約です。費用は、リソースは、環境は、範囲は、コミュニケーションは、大丈夫か、時間的にも充分か、ということです,
page25 リスクアセスメント手法
リスクアセスメント手法 ・質的なリスク分析 ・リスクアセスメント手法 ・リスクアセスメントのRecap。ここは特にリスクレベルのレーティングです
page26 リスクアセスメントレーティングのガイド
ここはリスクアセスメントのレーティングのガイドになります。ご覧になってください。でも見るだけ、眺めるだけでは身につきません、ではどうするの、実践するが一番で、かつ最高です。レーティングの回数を多くすればするほど、人はエキスパートになれます。因果関係は強い相関があります。
page27 リスクアセスメントレーティングのガイド
ここも前の表からの続きです 確率の20%分類による%レベル分類分けはきっと難しいと思います。多くのメンバーがいて経験知を入れれば入れるほど、このパーセント分割は可能になります。70~80%以上の分類のRiskを事実として扱い、RiskのProject Management Control Planに記述する。
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前の表からの続きです
page29 リスクアセスメントのリキャップ
最後に近づいてきました。リスクアセスメントのリキャップまとめです。リスクインパクトを分析するリスクの起きる確率とそのインパクトを評価します。そしてリスクを低減緩和する対策と戦略をたてます。定性的な分析と定量的な分析になります、多くの場合は半々ぐらいでしょうか?定性的なものが多いと思いますが、これはメンバーの経験によります。
まとめ:リキャップ、大事なのは発生しているリスクに応じること
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ここもリスクアセスメントのリキャップになります。大事なのは発生しているリスクに応じることです、でも対策としてネガティブななになにを避けなさい、やめなさい、受け入れなさい、というような指示、あえて言えば命令することでは納得が得られません。やはりいいのはポジティブにリスクを上向きのリスクにする、すなわち、いい方向にチームの期待値が上がっていくっていうことが重要です。功績が上がる、業務を評価してもらえる、設備の機能がアップする、それからひとりひとりの考え方学んだことを経験値を共有する、シェアする、そうすればいろいろ学んだことをやって、やっていることを受け入れてもらえるようになります。
指示命令はグッドコミュニケーションにはなりません。リーダーとともに、時間をかけてコミュニケーションをとる。無駄かなと感ずる、思う人は、11ページを見直してください。
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お疲れ様でした、フィールド・リスクマネジメント・ステップは以上です。質問がありましたらメールをください、では。
Have a safe and wonderful week!
Design Safety System